RPAツール「UiPath」の環境構築とロボットの作成について

投稿者: | 2018年12月7日

皆さんこんにちは。
顧客対応や開発のサポート業務を行っておりますGMOアドマーケティングのR.Aです。
最近RPAを導入し、月〇〇時間の削減に成功などというニュースが流れ、
RPAという言葉を盛んに聞くようになりました。
弊社でもRPAを取りいれ、様々な業務の自動化を進めています。
今回はUiPathの簡単な紹介と実際の作成方法を説明していきたいかと思います。

1、RPAとは

RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーションの略で業務を自動化するテクノロジーの事を指します。
単純な作業や繰り返し行う業務を人間の代わりにPC(ロボット)が作業を行います。

今回紹介するUiPathは、UiPath社が提供するRPAツールとなり、Windowsで動作するツールとなります。
そのため、VB.NETが使用できるなどの特徴があり様々なロボットを作成出来ます。
Macで作業を行う場合には、VirtualBox上でインストールすることが必要になってきます。

2、実行に必要な環境を整えよう

実際にUiPathを実行できる環境を整えてみましょう。
WindowsPCから以下のページからダウンロードを行います。
UiPath Community Edition
氏名・メールアドレス・国籍等の簡単な情報を入力し、ダウンロードします。
UiPathは以下の条件をクリアしている場合のみ、無料で使用する事ができます。
・教育機関ではないこと
・非営利団体であること
・小規模事業者であること
上記以外の使用は料金が発生いたしますので、注意が必要になります。

UiPathをダウンロードし、インストールを行い実行すると以下のような画面が表示されます。

今回作成するロボットは簡単な開発の流れを理解していただきたいので、MessageBoxで
Hello Worldを表示するロボットを作成いたします。
今回は視覚的にわかりやすいFlowchartで作成をします。
New一覧の中にあるFlowchartをクリックいたします。
するとプログラム名・保存場所の設定画面が出てきますので、任意のものに設定いたします。
こちらでUiPathのインストール・プロジェクトの作成は完了になります。

3、ロボットを作成する

ロボットを作成する前に画面の簡単な説明をさせていただきます。
ホーム画面は大きく4つのジャンルに分ける事が出来ます。

①リボンパネル
ロボットの実行や保存、デバック作業の操作など基本的な操作を行う場所になります。
②Activitiesパネル
Designerパネルに追加するアクティビティや作成したプロジェクトの構成などを確認出来ます。
ここの画面からロボットの動作を選んで行き、目的の動作を作成していきます。
③Designerパネル
作業を行うメインのパネルになります。この場所にアクティビティ(クリックや文字入力パーツ)を追加し、線で結んでいき、実際の処理を作成して行きます。
④Propertiesパネル
Activitiesパネルから選択したアクティビティの詳細設定を行う事ができます。また変数の作成も行えます。

ここから実際にロボットを作成してみます。
先程もご説明した通り、MessageBoxにHello Worldを表示するロボットを作成してみます。

①Activitiesパネル内にあるSearch activitiesにFlowchartと検索し、Activitiesパネルへドロップします。

②同様にMessageBoxと検索し、Activitiesパネルへドロップします。

③MessageBoxのpropertiesパネルに表示させたい文字を入れます。
MessageBoxを選択すると画面右側にプロパティが表示されますので、
Text欄にHello Worldと入力します。
この時の注意点としては文字を””で囲みます。

④あとはStartNodeとMessageBoxを紐付ける必要があります。
MessageBoxをStartNodeまでドラックすれば紐付ける事でできます。
⑤実行して確認
リボンパネルにがRunというボタンがありますので、こちらを実行し確認します。

無事に成功すると以下の様に表示されます。

4、変数を使用する

UiPathでは変数を使用することも可能です。
先程作成したMessageBox別の文字を変数にして表示するよう設定してみます。
①変数を作成する
Designerパネル下部にVariablesという項目があるので、こちらをクリックします。
クリックすると変数一覧が表示されるので、Create Variablesをクリックし、任意の変数名を設定します。変数の型等も設定が行なえますので、合わせて設定を行います。
②変数を表示するように変更
先程MessageBoxで”Hello World”と表示するように直接書き込みましたが、
只今作成した変数を表示するようpropertiesパネルに変数をセットします。
変数をセットする場合は、””で囲む必要はありません。
③変数に初期値をセットする
続いて表示する文字を挿入いたします。
今回は”ハローワールド”と挿入します。

あとは実行順序通りに並べ替え、実行ボタンを押すと変数に入れた文字が表示されます。

駆け足でUiPathの使い方を説明して来ましたが、いかがだったでしょうか。
UiPathを触った事がない人もなんとなく流れがわかったのではないでしょうか。
もっと踏み込んだ内容のものを書こうと思いましたが、長くなってしまった為、
今後何回かに分けて書いて行ければなと思います。
また最近UiPathはPythonにも対応したので、こちらを使用しなにか作成してみたいなと考えています。

カテゴリー: RPA