結論としてはMicrosoft様にblock listの解除申請を送付することで解決致しましたので、対応状況と申請方法を記載致します。
対応状況について
状況を時系列で箇条書きすると以下対応になります。① 弊社サービスの運用チームから****@live.jpにメールが送信できないとの問い合わせがあり調査
② メール送付にメール配信サービスを使用している為、メール配信サービスで調査開始
③ メール送信結果がBlockになっていることを確認
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エラーメッセージ内容
Email : ****(伏字)@live.jp
Date : 2022/04/07 6:41am
Reason : 550 5.7.1 Unfortunately, messages from [149.XXX.XXX.XXX] weren’t sent. Please contact your Internet service provider since part of their network is on our block list (S3140). You can also refer your provider to http://mail.live.com/mail/troubleshooting.aspx#errors. [CO1NAM11FT061.eop-nam11.prod.protection.outlook.com]
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④ エラーメッセージの内容をサポート様のお力も借り固定IPアドレスがMicrosoft様のブラックリストに掲載ている為送信できず解除の申請をMicrosoft様提出する必要があることを確認
⑤ 一応SPFレコードの設定、DNS逆引き設定に間違いが無いか確認
⑥ Microsoft様にblock listの解除申請を送付
⑦ Microsoft様にblock解除して頂く
⑧ 無事blockが解除され送信出来ることを確認
Microsoft様問い合わせ方法について
下記から問い合わせできます。どちらからも送信できますが、連絡先の名前:*に日本語で入力したらDear ???? ???? と返信帰ってきたので問い合わせ内容は英数字で記載がいいと思います。日本語ページ (Japanese)
https://support.microsoft.com/ja-jp/supportrequestform/8ad563e3-288e-2a61-8122-3ba03d6b8d75
英語ページ (English)
https://support.microsoft.com/en-us/supportrequestform/8ad563e3-288e-2a61-8122-3ba03d6b8d75
問い合わせページ記載内容
問題のタイトル* | 何でも大丈夫だと思います。「ブロックリストの削除のお願い」で提出しましたが、日本語が文字化けしそうなので下記の方が適切だと思います。 Request to delete the block list |
連絡先の名前:* | 自分の名前をローマ字で記載します。 |
どのドメインに送信先しますか?* | メールの送信先のドメインを選択します。 live.jp(その他)と、outlook.comの解除申請を続けて提出しましたが、後に送付したoutlook.comの方は「該当 IP アドレスから Outlook.com への配信を妨げるような規制は、確認することができませんでした。」と返信を頂いたためおそらく複数ドメインに送付している場合も1回送付すれば大丈夫のようです。 |
連絡先のメール アドレス (このメール アドレスは調査レポートを受け取るための有効なアドレスである必要があります):* | 調査結果を受信するメールアドレスを記載します。 |
タイム ゾーン* | (GMT+09:000) 大阪、札幌、東京 |
どのドメインから送信先しますか?* | 送信元メールの@以降を入力 |
お客様の会社やお客様ご自身について表しているのはどれですか?* | プルダウンから合っているものを選択してください。 私の場合は「ビジネス(マーケティング以外)」を選択しました。 |
次の情報を指定してください: 送信 IP または送信 IP の範囲: * |
ブロックされたメールサーバーのIPアドレスを記載します。 エラーメッセージに記載されているIPアドレスを記載すれば大丈夫です。550 5.7.1 Unfortunately, messages from [149.XXX.XXX.XXX]の部分を記載しましょう。 |
サーバーは専用ですか、共有ですか?* | メールサーバーが専用(Dedicated)なのか共用サーバー(Shared)選択しましょう。 メール配信サービスを使用しているので私の場合はSharedを選択しました。 |
エラー メッセージをコピーして貼り付けてください:* | エラーをそのまま貼り付けます。 下記は弊社の送付例です。 550 5.7.1 Unfortunately, messages from [149.XXX.XXX.XXX] weren’t sent. Please contact your Internet service provider since part of their network is on our block list (S3140). You can also refer your provider to http://mail.live.com/mail/troubleshooting.aspx#errors. [CO1NAM11FT061.eop-nam11.prod.protection.outlook.com] |
Web サイトの URL を指定してください:* | 今回はメールアドレスと同じドメインのサイトを運用しているので、メールアドレスの@以降を入力しました。 サイトが無い場合は自社のトップページとかでも大丈夫ではないかと思います。 |
始めは日本語の受付ページが分からなかったため英語のページから、2件目を日本語の受付ページから問い合わせを行いました。私の場合はメールを送信してから半日くらいたった頃に受付完了メールの返信がありました。その後1時間程で調査結果のメールを頂きました。
調査結果で「Our investigation has determined that the above IP(s) qualify for conditional mitigation.」と返信を頂き無事block listを解除して頂けました。また、英語の受付ページから送付した結果は英語でメール返信があり、日本語の受付ページから送信した結果は、日本語でメール返信がありました。
弊社では送信先でブロックされたメールの宛先が複数件あった為、受付ページから2回送付しましたが、メールの2通目は「該当 IP アドレスから Outlook.com への配信を妨げるような規制は、確認することができませんでした。」という調査結果を頂きましたので、1件送信すれば別ドメインの対応も一緒に解除して頂ける仕組みのようでした。 滅多にないことだとは思いますが、ブロックされて際に内容が役に立てば幸いです。