マネージャ職を引退

お久しぶりです、GMOアドマーケティング GMOSSP開発担当の@KazuakiMです。  
このたび2022年03月31日をもちまして、マネージャ職から引退となりました。マネージャ職を引退するまでの経緯をお伝えできたらと思います。

GMOアドマーケティングのマネージャ職について

いわゆる Engineering Manager と言われているものがメインとなると思います。
GMOアドマーケティングで運営しているサービスは多々あり、サービスと得意言語などで開発グループも多々あります。エンジニアもそれなりにいるため、エンジニアをマネージメントする役職がどうしても必要となります。
一方で、Product managerの一部を担っています。
運営しているサービス理解が深い事から営業部との調整を行っていました。

引退した経緯・背景

GMOSSPは2020年の年末から2022年の年始にかけてGoogle Cloud Platform(GCP)移行という一大プロジェクトを遂行していました。
こんにちはGMOアドマーケティングのy.yです。 2021年から約1年がかりでGoocle Cloud Platform(GCP)に移行したので現在(2022年3月時点)のGMO SSPで利用している主なGCP各種サービスと移行してよかったことを紹介したいと思います。 広告配信Cloud Run(PHP)Cloud LoggingCloud Memorystore for RedisCloud Storage  管理画面BigQueryCloud Run(PHP)Cloud LoggingCloud StorageCloud Vision  バッチBigQueryCloud Run(Go)Cloud LoggingCloud SchedulerCloud Storage  APICloud Run(Go)※App Engine Flexibleから切替中Cloud Logging  広告...
インフラグループおよび他グループはGCPの知見が深いのですが、GMOSSPグループはGCPの知見が深くなく、手探りでサービス選定を行いながら、配信負荷に耐えられる構成を模索しました。ヘルプで他グループのメンバにも助けてもらう場面が多々ありましたが、GMOSSPの運営も並行して行う必要があり、プロジェクトをマネージメントする傍ら、運営メインで1年強対応していました。  
私がもともとエンジニアになったのは『高校時代に「これからはインターネットだ!!」とNetscapeでMSNに触れていた』という事がきっかけで、手先が器用ではないけど、ものが作れるという事がきめ手だったと思います。
結果的に2021年がマネージャ職9割という感じになってしまい、フラストレーションが溜まっている事を自分自身感じていたため、1on1等で上長のクリスに相談していました。

引継

GCP移行完了前ではありましたが2022年01月01日から別グループのマネージャであるM.NにGMOSSPグループのマネージャも兼任して頂くため、グループジョインして頂きました。M.N自身もグループをもっている事から非常に申し訳なく思いつつ、助かっています。

マネージャ職以外のキャリアについて

マネージャ職を引退して何をするのかといいますと、エンジニアよりのスペシャリスト職に変えて頂きました。
職位に求められるものとしてはテックリード的な役割が求められます。マネージャ職を通じてGMOSSPの強み、弱みがよりはっきり見えるようになったのですが、時間がなく対応できていなかったものも多々あり、今後は営業部からの案件を対応しつつ、GMOSSPの弱みを減らしていきたいと考えています。

スペシャリスト職による変化

マネージャ職からスペシャリスト職に変わった事による変化をまだ実感している段階ではありますが、大きく変わった事はラインマネジメントが顕著だと感じています。
今まではマネージャとして事業部と調整を行い、グループメンバに共有するというフローでしたが、基本的にはM.Nに一任できている事から開発、運用に注力できています。一任する事による今までグループメンバが感じていた課題を自身が感じる立場になるかもしれませんが、マネージャ職だった経験を活かし、M.Nと連携していけたらいいかなと考えています。

今後の展望

まだまだ探り探りではありますが、GMOSSPをサービスとして魅力的なものにするのは当然ではありますが、エンジニアにとっても有意義なプロダクトに成長させていきたいと考えています。

hiring

GMOアドマーケティングではプロダクトと共に成長したいエンジニア募集中です。