こんにちは、インフラ開発部のsandatsです。
今回は、前回記事の最後に受験を予告していた Google Cloud認定資格 Professional Cloud Architect の話をします。(2回連続資格の話になります。。)
Google Cloud認定資格Professional Cloud Architectについて
前回の記事にも少し書きましたが、今回受けたProfessional Cloud ArchitectはGoogle Cloud認定資格の複数ある内の1つになります。
公式のProfessional Cloud Architect 説明には、以下のような記述があります。
Professional Cloud Architect は、Google Cloud の技術を組織が活用するために必要なクラウド アーキテクチャと Google Cloud Platform に関する専門的な知識を活かして、ビジネス目標を推進するスケーラブルで高可用性を備えた堅牢かつ安全な動的ソリューションを設計、開発、管理するスキルを持ったアーキテクトです。
上記文章だけだと少し重い印象を受けますが、受験した感触で説明すると「稼働中のプロダクト環境を、Google Cloud Platformを使った最適なプロダクトに置き換えていく事を考えつつ、移行手順に関して提案していく事ができるか」を問われるような内容となっていました。
前回受験したAssociate Cloud Engineerより、GCP寄りの資格だったように感じました。
勉強方法
Google Cloud認定資格チャレンジ
タイミング良くGoogle Cloud 資格取得チャレンジを実施していたので、利用させていただきました。
✏#GoogleCloud 認定資格チャレンジ 入門 & インフラ 編
今なら @coursera @qwiklabs が 1 か月間無料、さらに Associate Cloud Engineer 認定試験受験料が 20% オフ。キャリアアップのために認定資格を取得しませんか? https://t.co/BtuRC38rA9 #GoogleNext19 pic.twitter.com/W0TVDjBmIn— Google Cloud Japan (@googlecloud_jp) July 31, 2019
このチャレンジでは以下のリソースを1か月無料で利用する事ができました。
- Coursera : Architecting with Google Cloud Platform 日本語版専門講座
- Google Cloud Platformのプロダクションについて動画で説明
- 動画内の音声と図は英語、解説文章は日本語
- スマートフォンでも利用可能(通勤の合間に勉強可能)
- 講座の中でQwiklabsのラボ課題と、選択式問題の課題がある
- Qwiklabs : クラウドアーキテクチャ
- ハンズオン形式の演習環境
- ハンズオン用に用意されたGoogleアカウントでログインして、実際のGCPコンソールを操作して課題をクリアする
- チャレンジクエストというヒント無しの課題もある
Courseraはチャレンジ期間以外でも、1週間の無料期間がついているので試しに受講するのも良いかもしれません。(期間を過ぎると約5000円の請求が発生します)
そしてなんと、今回のチャレンジではQwiklabsの特定のクエストをクリアし認定資格に合格すると、先着100名にGoogleストアで使える100ドルのバウチャーが貰えるプレゼント付きでした。Googleさん太っ腹!
書籍
受験した方々の記事に、度々名前が出てきた Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイドを読みました。
模擬試験
Google Cloud公式にて提供されている模擬試験を数回受けました。
模擬試験はブラウザから何回でも受けることが可能で、どのようなレベルの問題が出題されるか感触を確かめるのに良かったです。
勉強期間
8月から週に3時間ほど勉強しつつ、9月の2週目に受験しました。
勉強時間は合計で約20時間でした。
受験申し込み
受験申し込みはGoogle Cloud用のwebassessor から行います。
支払いはクレジットカードのみです。
申し込み時点でのレートでProfessional Cloud Architectの受験料 200ドルが請求されるので、会社の資格取得支援制度を使う場合などは請求された金額を覚えておきましょう。(私も自社の資格取得支援制度を利用しました。)
また、試験はCBT方式となっていて、特定の会場を予約してパソコンを使って受験します。
会場は記事執筆時点(2019年9月)で、東京都内だと5箇所ありました。
土日など休日も予約できる会場もあるのですが、予約が埋まっている事が多いので、定期的に確認して自分が受験できる日を予約しましょう。
試験内容
試験時間は2時間、問題数は50問となっています。
試験時間と問題数はAssociate Cloud Engineerと変わらないです。
試験内容についてはAssociate Cloud Engineer同様に書くことができないのでさらっと流します。
私の場合、前半に時間を使いすぎて全問問いた後の見直し中に時間切れとなってしまいました。
結果
試験結果は、回答提出後の画面に暫定として表示されます。
2時間フルに時間を使った後、合格の文字が表示されました🎉
受験日から3日後くらいに、正式な「おめでとうございます」の言葉と、デジタル認定証へのリンクが記載されているメールが届きました。
このデジタル証明書は、設定によってGoogle Cloudが管理する認定資格者ディレクトリに公開する事ができます。
試験を通して感じたこと
GCPのプロダクトを広く浅く知る事
私が普段触れているGCPのプロダクトは、GCE、GCS、GAE、Deployment Manager ですが、GCPの中で提供されているプロダクトをもっと広く把握していたら、もっとスムースに問題を解くことができたのかなと思いました。
見直しは大事
今回の試験にだけ言える事では無いのですが、問題を見直してみて「なぜこんな問題で間違っているんだ!」と思うような間違いがいくつかありました。
試験時間の許す限り、問題を見直しておくことは大事だと感じました。
自信がつく
資格取得という、他の人から目に見える形で自分の知識を表す事が出来ると、自分の中で自信に繋がる事に気付きました。
資格取得はいいぞ〜
合格特典
Associate Cloud Engineerにはありませんでしたが、今回は合格特典がありました!
以下の中からどれか一つと、ステッカーが特典としてついてきました。
いずれのグッズにも認定資格ロゴが入ってます。悩んだ結果、フード付きパーカーを選びました。
最後に
業務の中でGCPに触れる機会が増えてきたので、今回の資格を通してスキルアップを図る事ができたのは良かったです。
次はCKAの資格取得にチャレンジします。
現場からは以上です。
あとがき
Google Cloud認定資格キャンペーンの条件を満たして、Googleストアで使える100ドルのバウチャーを頂きました。
Google Nest Hubを買ったので届くのが楽しみです!