こんにちは!
GMOインサイトコンシューマーサービス開発部マークです。
ライトニングトーク大会
この度、2021年上半期ライトニングトーク大会を開催いたしました。
ライトニングトーク大会は弊社のエンジニアの方を対象に、持ち時間6分でテックに関連する知識や技術力向上についてわかりやすく発表する大会です。今回は6名のエンジニアがご参加いただきました。
コロナの影響で前回はオンライン開催となりましたが、今年ハイブリッドで実施することなりました。
ハイブリッド開催というのはソーシャルディスタンスを守りながら登壇者の方が発表していただき、YouTubeで生配信することです。
ライブ配信するに利用した機材やソフトを紹介します。
機材
まずは、ライブ配信をできるように使った機材を紹介しましょう。
パソコンは2台を利用しました。生配信に管理するソフトが入り、機材と接続する1台目。アナウンサーがプレゼンテーションを操作するのは2台目。
カメラに関しては2台を利用しました。1台目はアナウンサーを向き、2台目は登壇者を向きます。
ブランド:Blackmagic Design
モデル:Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
カメラの2台は収録可能な配信用スイッチャATEM Mini Pro iSOに入力して、出力は生配信パソコンに繋ぎました。ATEMは接続しているカメラの映像を切り替えるデバイスです。
音声の面はマイクの2本、YamahaさんのウェブキャスティングミクサーAG06を利用しました。
2本、登壇者が切り替えますので渡しやすいハンドマイクを。アナウンサーはピンマイクが付けました。マイクの2台はAG06に入力、AG06の出力は生配信パソコンに繋ぎました。
ブランド:SHURE
無線マイク→SVX DualWireless Microphone System
有線マイク→SM58
アナウンサーのプレゼンと登壇者のプレゼンを生配信パソコンに送信することとプレゼンごとに切り替えるためにはPremiumCord External HDMI Splitterを使用しました。HDMI splitterにアナウンサーのパソコンと登壇者のパソコンを入力し、Splitterの出力は生配信パソコンと接続しました。
スペースの構成は画像のようです。
ソフト
前回大会はZOOMで実施することになりましたが、今回は視聴者がコメントをポストできるようにYouTube Liveで配信することになります。
生配信をするために二つのソフトを利用しました。一つ目はYouTubeさんの配信ツール、YouTube Live。二つ目は録画と配信用のオープンソースソフトであるOBSです。
まずは、OBSを導入しましょう。
配信中に映る方によって配信される表示が変わるように個別設定のシーンを作成しました。
全てのシーンの中で、3つの主要な要素を共有します。
1. YouTube Chat → YouTube LiveからHTTPとしてコメント欄を取得してCSSで見た目を編集して表示します。
2. 音声入力キャプチャ → 先紹介したAG06を入力します。補足ソフトやインストールが不要です。
3. 背景画像 → Photoshopで作成した背景です。
シーンの構成に関しては主に3つを設定しました。
1. 「アナウンサー」→ 共通要素+アナウンサーの映像+アナウンサーのプレゼン。
2. 「登壇者」→ 共通要素+登壇者の映像+登壇者のプレゼン+登壇者の名札。
3.「役員」→ 共通要素+役員の映像+役員の名札。
今回、登壇者6名、役員5名がご参加いただきましたので、登壇者や役員にはそれぞれ名札を作成して個別のシーンを設定しました。
最後に
結論から言うと、初めての生配信は成功だったと思います。
ソフトに関しては参考書やチュートリアルが多いですので学び易くてすぐ慣れたと思います。この企画が始まったときに機材の接続に戸惑ったため、結構手間がかかりましたが、練習やリハーサルすればするほどかかる時間が縮んできました。開催日は30分以内に設置できるようになりました。
次回のライトニングトーク大会の記事も楽しみにお待ち下さい。
以上です。