皆様、はじめまして。
GMOアドパートナーズで社内SEをしております ガリ です。
RPAや生成AI等を利用して業務自動化を行い、効率・生産性を向上させることが
当たり前になりつつあります。中には、もう一通りの業務で削れるところは削り切った。
という人もいるのではないでしょうか。
なので、今回は少し視点を変えて、
何時でも、誰でも、簡単に、業務効率・生産性を向上させる方法として
PC操作を超高速にする『ショートカットキー』をご紹介させていただきます。
業務を遂行する上で必ずと言っていいほどPCを利用されているかと思います。
だからこそPCの操作を今まで以上に素早くするだけで、業務の消化スピードが上がり
お手軽に効率化・生産性向上ができるという原点回帰の方法です
※ 紹介させていただくショートカットキーはWindows10/11を対象としたものです。
Mac OSについても『Ctrl』キー を『command』キーに置き換えていただくと
利用できるものもありますので是非お試しくださいませ。
もくじ
1.OS操作を超高速にするショートカットキー
① 範囲を指定してキャプチャーを取得する( Windows + Shift + S )
② フォルダーの 戻る・進む・上に移動( Alt + ← or → or ↑ )
③ フォルダーパスをコピー( Ctrl + Shift + C )
④ 新規ウインドウ・新規ファイル作成( Ctrl + N )
⑤ 新規フォルダの作成( Ctrl + Shift + N )
⑥ タスクバーからアプリを起動する( Windows + 1~0 )
⑦ クリップボード(コピー一覧)を開く( Windows + V )
⑧ 全てのウインドウを最小化( Windows + M )
⑨ ウィンドウを左半分、右半分に合わせる( Windows + ← or → )
⑩ ウインドウを別のモニターに移動する( Windows + Shift + ← or → )
2.ブラウザ操作を超高速にするショートカットキー
① 新しいタブを開く( Ctrl + T )
② 閉じたタブを再度開く( Ctrl + Shift + T )
③ タブを移動する( Ctrl + Tab or Shift + Tab )
④ ブラウザのメニュー 表示( Alt + Space )
3.Slack操作を超高速にするショートカットキー
① メッセージを送信する( Ctrl + Enter )
② Slackショートカットキーの一覧表示( Ctrl + ?(め) )
4.Gmail操作を超高速にするショートカットキー
① 返信・全員返信・転送( R、A、F )
② Gmailショートカットキーの一覧表示( Shift + ?(め) )
番外編.小ネタ
① 絵文字パレットの表示( Windows + .(る) )
② ショートカットキーのカスタマイズ
1.OS操作を超高速にするショートカットキー
① 範囲を指定してスクショを取得する( Windows + Shift + S )
Windows11以降の機能となりますが、
取得したスクリーンショットはクリップボードに記録されるだけではなく、
%Userprofile%\Pictures\Screenshots(デフォルト)にファイル保存されるので非常に便利です。
② フォルダーの 戻る・進む・上に移動( Alt + ← or → or ↑ )
このショートカットキーはOS操作だけでなく、ブラウザ や Slack といったアプリケーションでも
利用できることが多いので色々な場面で役に立つと思います。
③ フォルダーパスをコピー( Ctrl + Shift + C )
フォルダパスを取得することはクラウドストレージの利用が多くなり、
利用機会は減少しておりますがそれでも頻度多めだと思いますので結構楽になります。
④ 新規ウインドウ・新規ファイル作成( Ctrl + N )
フォルダを開く・新規ファイルを開くは基本中の基本なので頻度も高く出番が多い印象です。
⑤ 新規フォルダの作成( Ctrl + Shift + N )
かなりの頻度で発生する操作なので是非とも覚えていただきたいものの一つです。
⑥ タスクバーからアプリを起動する( Windows + 1~0 )
これは私が一番好きなショートカットキーです。凄く楽ですし、カッコイイと思っています。
よく使うものはタスクバーにピン止めして素早く起動することで効率UP!
⑦ クリップボード(コピー一覧)を開く( Windows + V )
さっきコピーしたものをもう一度使いたいという場面に遭遇したことがあると思います。
そんな時にこのショートカットキーを知っていれば即座に使うことができます。
⑧ 全てのウインドウを最小化( Windows + M )
作業中にデスクトップにあるフォルダやファイルを開きたい時はこのショートカット一発で
デスクトップを表示することができるので非常に便利です。
また、Shift + Windows + M で最小化した画面を元に戻すことも可能です。
⑨ ウインドウを画面左or右に合わせる( Windows + ← or → )
ワイドモニターなど大きなモニターを利用している場合によく利用しています。
ファイル比較などする時に画面のセッティングがとても簡単に行えます。
⑩ ウインドウを別ディスプレイに移動する( Windows + Shift + ←or→ )
拡張モニターを利用している場合は必ずウインドウの移動が発生するので覚えておくと非常に便利
ウインドウサイズを変更するショートカットキーと一緒に利用すると使い勝手が上がります。
2.ブラウザ操作を超高速にするショートカットキー
① 新しいタブを開く( Ctrl + T )
新規タブはカーソルを上まで持っていってクリックするので結構面倒な操作だと思っています。
これはショートカットキーを使わない理由がないです。
② 閉じたタブを再度開く( Ctrl + Shift + T )
一度閉じてしまったwebページを再度開くことができるので便利です。ただし、ブラウザの履歴を
新しいものから順番に開いていくので履歴3つくらいが使いどころかなと思います。
③ タブを移動する( Ctrl + Tab or Shift + Tab )
これも新規タブと同じでタブ移動をマウスでやるのは結構面倒なので重宝しています。
ぜひお試しくださいませ。
④ ブラウザのメニュー 表示( Alt + Space )
全画面のサイズ調整がうまくいかずにタイトルバーが画面の外になってしまい操作できない
という状況をご経験されている方は多いはずです。そんな時はこれで一撃です。
3.Slack操作を超高速にするショートカット
① メッセージを送信する( Ctrl + Enter )
1日に何度も利用しているものほど時間を短縮できるのでぜひ使ってください。
メッセージを入力した流れでそのまま送信できてとても効率的です。
② Slackのショートカットキー一覧を表示( Ctrl + ?(め) )
Slackには様々なショートカットキーが用意されています。ご自身がよく行う操作の
ショートカットキーがあるか調べてみてください。
4.Gmail操作を超高速にするショートカットキー
① Gmailの返信・全員返信・転送( R、A、F )
メールを利用する機会が少なくなっているとは思いますが、メールでの連絡もまだまだあります。
なので最低限この3つを覚えておいて損はないと思います。
このショートカットキーに「Shift」キーをつけると別ウインドウでの返信・転送になります。
※ GmailのショートカットキーはデフォルトでOFFになっているので利用する場合は
ONにする必要があります。
② Gmailショートカットキーの一覧表示( Shift + ?(め) )
Slack同様にGmailにもたくさんのショートカットキーが用意されてます。
ご自身がよく行う操作のショートカットキーがあるか調べてみてください。
番外編.小ネタ
① 絵文字パレットの表示( Windows + .(る) )
OS標準搭載の『絵文字パレット』というものがあります。slackなどでも利用できます。
slackで利用した場合、slack側で似たような絵文字に勝手に変換してくれます。
② ショートカットキーのカスタマイズ
上記図のようにアプリケーションに対してショートカットキーを設定することも可能です。
よく使うアプリはショートカットキーを登録して素早く起動してみてくださいませ。
※ 既に利用されているショートカットキーと同じものを登録することはできません。