特定のバージョンのMariaDBをインストールする

GMOアドマーケティングのT.Kです。

特定のバージョンをインストールする手順を紹介します。
MariaDB ナレッジベースの[MariaDB Package Repository setup script]に詳細が載っているので、詳しく知りたい場合はそちらを参照してください。

背景

開発環境の構築時にMariaDBのリリースシリーズまでしか指定されていなかったので、そのシリーズの最新バージョンをインストールしてました。
バージョン違いにより、開発環境では発生しなかった問題が本番リリース時に発生しました。

実行環境

OS: CentOS 7

手順

    • リポジトリ構成ファイルを作成
      mariadb_repo_setupを使い、 --mariadb-server-version オプションでインストールしたいバージョンを指定します。
      今回は10.5.1を指定しました。
    • リポジトリ構成ファイルを確認
    • yumのキャッシュ削除
    • インストール

まとめ

my.cnfの設定でも挙動が変わる場合もあるので、気をつけてください。
他のミドルウェアでも発生する可能性があるので、開発環境はなるべく本番環境に近づけるようにして行きたい。