加工されていないデータをマスタテーブルに登録する際、CSVでアップロードされる方は多いと思いますが、BigQuery、MySQLでアップロード方法が異なりますし、新規と追加で操作が異なる場合もあり、ちょっとした作業の場合、登録先や状態問わず登録できるクエリ(Bulk Insert文)をキーボードマクロで作っています。
キーボードマクロで使いやすい無料エディタは、
Windowsだと、サクラエディタで、
Macだと、miエディタです。
今回、Macのmiエディタで説明します。
まずは、テーブルに登録したいデータ を、miエディタに貼る。
スペースも同じ幅で整形されて見やすいですね。![](https://techblog.gmo-ap.jp/wp-content/uploads/2022/11/821237598aed259d715f935663ceeee2.png)
次に、CSV形式へ文字列を置換します。
miエディタはALTキーとマウスで箱形選択もでき、Cmd+Fの置換対象も選択範囲内も指定でき便利です。![](https://techblog.gmo-ap.jp/wp-content/uploads/2022/11/c9f609df1bdbcad1bb3a2fd317308752.png)
いよいよキーボードマクロ。行単位のキー操作を記録・再生
![](https://techblog.gmo-ap.jp/wp-content/uploads/2022/11/feb7ef8c52a0db66c1033ca0800044da.png)
CSVの先頭にカーソルを合わせて、編集>キー記録・開始を押し、1行目を整形して2行目の先頭に移動するキー操作を行います。( Ctrl+⇨ ) Ctrl+⇦ ↓
2行目に移動したらキー記録・終了を押します。
後は、キー記録・再生(Cmd+Option+3)を押し続け2行目から最終行までキー操作を繰り返し適用します。
先頭に、INSERT INTO テーブル名 VALUES を追加し、
行末の,を;へ変更するとクエリが完成。300行くらいの登録には便利です。
![](https://techblog.gmo-ap.jp/wp-content/uploads/2022/11/7f3496bb7d269ec99de78ae3e85e4a95.png)
なお、キー記録・開始を行うと、キー記録ウィンドウが出るので、そこでも、記録開始、停止、再生が行えます。
出来上がったクエリの処理結果
![](https://techblog.gmo-ap.jp/wp-content/uploads/2022/12/feee52ea7d9318838ba9f2e02c41bcb6.png)