ごく稀にたまに使うキーボードマクロ

GMOアドマーケティングのK.Mです。 

加工されていないデータをマスタテーブルに登録する際、CSVでアップロードされる方は多いと思いますが、BigQuery、MySQLでアップロード方法が異なりますし、新規と追加で操作が異なる場合もあり、ちょっとした作業の場合、登録先や状態問わず登録できるクエリ(Bulk Insert文)をキーボードマクロで作っています。

キーボードマクロで使いやすい無料エディタは、
Windowsだと、サクラエディタで、
Macだと、miエディタです。

今回、Macのmiエディタで説明します。

まずは、テーブルに登録したいデータ を、miエディタに貼る。

スペースも同じ幅で整形されて見やすいですね。


次に、CSV形式へ文字列を置換します。

miエディタはALTキーとマウスで箱形選択もでき、Cmd+Fの置換対象も選択範囲内も指定でき便利です。

いよいよキーボードマクロ。行単位のキー操作を記録・再生


CSVの先頭にカーソルを合わせて、編集>キー記録・開始を押し、1行目を整形して2行目の先頭に移動するキー操作を行います。(   Ctrl+⇨   ) Ctrl+⇦ ↓
2行目に移動したらキー記録・終了を押します。
後は、キー記録・再生(Cmd+Option+3)を押し続け2行目から最終行までキー操作を繰り返し適用します。

先頭に、INSERT INTO テーブル名 VALUES を追加し、
行末の,を;へ変更するとクエリが完成。300行くらいの登録には便利です。

なお、キー記録・開始を行うと、キー記録ウィンドウが出るので、そこでも、記録開始、停止、再生が行えます。

出来上がったクエリの処理結果

まとめ

RPAが流行っていますが、キー操作を記憶して繰り返してくれるマクロは便利ですね。エクセルやSpreadSheetの拡張機能にもマクロがありますが、コード自動生成技術にスーパーエンジニアのキーボードやマウス操作を記録したマクロを学習したAIを掛け合わせればコードが概ね自動生成される時代もいずれ到来しそうな気がします。