スクラムガイド2020を読んで自分たちのスクラムをふりかえりました。

投稿者: | 2020年12月24日

この記事は GMOアドマーケティング Advent Calendar 2020 24日目の記事です。

こんにちは。GMOアドマーケティングのT.Mです。

はじめに

2020年11月下旬くらいだったでしょうか、スクラムガイド2020が発表されました。
スクラムガイド2020を読んでみて、いま自分たちが行っているスクラムとどう違うのか考えてみました。
昨年のアドベントカレンダーではスクラムを始めた事を書きましたが、
ちょうど1年経ったようです。
※スクラムを始めてからは1年半経ちました。

スクラムガイドについて

スクラムガイドは、20ページ弱の短い文章でスクラムの定義、理論が記載されています。
理論的な内容なので具体的な実践方法は各種書籍の方が詳しいです。
2017年版から久しぶりの改訂版が出ました。
2020年版はこちら。

スクラムガイド2017と2020の違い

3年ぶりに改定されました。
前回の2017年版との差分はスクラムガイドの最後のページや、公式サイトに載っています。
2017年と2020年版との差異
差分を見ていくとざっくりと下記のようなことでした。

  1. 指示的な記載を削除や緩和し、最小限で十分なフレームワークに戻した。
  2. プロダクトオーナー、開発チームという言葉だと分断して考えてしまうが、同じ目的を持った同じチームである
  3. プロダクトゴールを導入した。プロダクトゴールは、プロダクトの将来の状態を表してる。スプリント毎にプロダクトゴールに近づける。
  4. 作成物を分かりやすくした。プロダクトバックログにはプロダクトゴール、スプリントバックログにスプリントゴール、インクリメント(成果みたいなもの)には完了の定義がある。
  5. 自己組織化よりも自己管理。開発チームは、「誰が」、「どのように」するかを選んでいたが、スクラムチームでは「何を」も含める。
  6. スプリントプラニングの3つのトピック。「何を」「どのように」に加えて「なぜ」を加える。
  7. IT用語を排除してより簡素化した。

実践できているかを見直す

スクラムガイド2020を読み直して、自分たちで行っているスクラムを見直してみました。

1.スプリントイベントについて

1.1.スプリント

1スプリント2週間で回しています。
各スプリントイベントは決まった時間、場所で実施しています。
プロダクトバックログは月2回見直しをしています。
スプリントの実施は問題なさそうです。

1.2.スプリントプラニング

プロダクトバックログから優先順位や着手できるものを持ってきているので一貫性のあるスプリントゴールではありません。
各タスクについては開発者で工数出しをしています。
ストーリーポイントではなく工数にしているのは、
ストーリーポイントが最初馴染みがなくどれくらい付けて良いのか、
また1スプリント内でどれだけタスクを入れれば良いのか分からなかったので、
とりあえず工数で始めたためです。
スプリントゴールを1文では表せないので、何か考えたほうが良さそうです。

1.3.デイリースクラム

15分では収まらなくて30分ほどやっています。
進捗と相談が交じるので、前半は進捗だけ確認し、
後半は相談事項について話をするように分けました。
あとは必要に応じて席で話したり、Slackでやり取りしています。
15分に収まっていませんが、内容は十分だと感じています。

1.4.スプリントレビュー

プロダクトオーナー、開発者が集まって、完了(リリース)したものを共有しています。
30分で実施しているので1つずつの内容は簡単に共有するレベルになります。
プロダクトゴールに対して活発に議論するところまではしていません。

1.5.スプリントレトロスペクティブ

開発者だけで1時間で実施しています。
開発者目線での振り返りは出来ていますが、
スクラムチームとしてはプロダクトオーナーがいないので出来てません。

2.スクラムの作成物について

2.1.プロダクトバックログ

プロダクトオーナー、ステークホルダー、スクラムマスターで新規開発タスクや開発者から出てきたタスクの優先順位決めをしています。
スクラムガイド2020で導入されたプロダクトゴールはまだないので、考えたほうが良さそうです。

2.2.スプリントバックログ

スプリントプラニングで2週間の工数で収まるリストを作成しています。
一貫性のあるスプリントゴールにはなっていません。
やることを決めたら開発をしますが、割り込み作業や見積もりが甘かったりで終わらない時があります。
その時は、無理して終わらすよりかは次のスプリントに回すことがあります。
スプリントゴールが定まっていないので、どこまで終わらせるのかが曖昧なのかもしれません。

2.3.インクリメント

開発が終わり次第、都度リリースをしています。
金曜日や祝日前は避けますが、リリース日の曜日は固定していません。
完成の定義をリリースにしていますが、タスクの目的を達成できているかを確認したほうが良さそうです。

最後に

改めてスクラムガイドを見直すと出来ていない部分があることが分かりました。
またスクラムガイド2020で出てきた自己管理や真のリーダという言葉がどういったものなのか、
まだまだ勉強が必要です。

スクラムマスターは、スクラムチームと、より大きな組織に奉仕する真のリーダーである。

スクラムガイドP.7より引用

スクラムマスターは、プロダクトから組織まであらゆることに対して問題解決をしていくのだと感じました。

以上です。

明日は、MHさんによる「2020年のアドテク事情について」です。
引き続き、GMOアドマーケティング Advent Calendar 2020 をお楽しみください!

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