日本時間の2021年10月5日に「Windows 11」が発売されました。 尚、DSP版の発売日は11月11日のようです。
システム要件
OSをアップグレードするにあたり、Windows10に比べ色々とシステム要件が変わりました。https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-specifications
特に気になる点は以下3点です。
- 1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)
- UEFI、セキュア ブート対応
- トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0対応
これによりIntelが2006年に発表した「Intel Core(※ 32ビットのデュアルコアまたはシングルコアのx86マイクロプロセッサ。Core2Duoとは違い64Bitに対応していない)」以前のCPUは対象外になったと考えて良さそうです。
次にシステム ファームウェアですが、BIOSが廃止されUEFIとセキュア ブート対応が必須になりました。
UEFI自体は2007年頃には提供が開始されていたのですが、本格的な普及はディスクの大容量化により2TB以上のディスクを扱うようになった2011年以降なので、それ以降に発売されたマザーボードであればUEFIが採用されている可能性が高そうです。
最後にトラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)。
デバイス上で様々なセキュリティ機能を提供するためのモジュールですが、CPUが対応している場合(Ryzen 3900Xなど)やチップセット(Intel PTT)が対応している場合など実装方法は様々なので、自分の環境を十分に把握する事が必要です。
また、TPMには1.2と2.0が存在しますが、Windows 11では機能が大幅強化された 2.0の対応が必須なので、この点にも注意が必要です。
現在のPCスペック
自分の環境はついては、大まかに説明すると以下の通りです。- CPU:第3世代 Intel Core i3 2100T
- メモリ:DDR3 16GB
- ディスク:SSD 200GB + HDD 1TB
- グラフィック:GeForce GT 220
無論TPM2.0に対応している訳でもなく、買い替えが必要なレベルです。
なので、これを機にPCをアップグレード(というか買い替え)したいと思います。
アップグレードするパーツは下記6点です。
- CPU(インテルかAMDのどちらにするか)
- メモリ(CPUによって規格が決定されるので、選択ポイントは搭載容量)
- ストレージ(容量とインターフェースの規格を選択)
- マザーボード(ATX、MicroーATX、Mini-ITXのどれにするか)
- グラフィックボード(VRAMの搭載容量とGPUコア)
- 電源(消費電力による)
尚、約1年前に購入までは行っていないものの、新PCの構成を検討した記事がありますので、良ければこちらも参照していただけると、ありがたいです。
https://techblog.gmo-ap.jp/2020/06/12/ryzen/